最近読んだ本

11月30日に目標(年間50冊)を達成してから全然読書記録をつけていなかった。忘れないうちにまとめておかないとね。

まずいスープ


イマイチ。文章はうまいけど、雰囲気だけあって中身が無いという感じ。
 

疑似科学入門


イマイチ。ニセ科学関連で面白いと聞いて読んでみたけど、固すぎるし当然のことばかりだし、読んでいて面白い本ではなかった。疑似科学を知らないで疑似科学を批判している? 空回りぶりが痛い。
 

「漢字廃止」で韓国に何が起きたか


前半は面白かったけど、後半が韓国ことわざ集となっているのはページ数稼ぎにしてもひどい。
本多勝一郎が「日本語はローマ字で書くべき」と言っていたのを「何言っとんねん」と思っていたけど、それを地で行った韓国はひどいことになっているという話。同音異義語の区別が文脈から読み取る意外にできないため、自分が知らない単語が出てきたら全く読み取れない。語彙は減少しあらゆる言葉が平易化し、結果として若者の本離れが進んでいまや年間に一人平均して0.9冊しか読まないのだそうだ(ちなみに日本は11冊)。
もともと漢字という表意文字があってその音を表すために表音文字としてのハングルがあったんだから、大本である漢字を無くしたら混乱が起こるのは当然だ〜。
韓国を訪れて困ったのが、ハングルの文字がまったく読めないことだった。単なる表音文字なんだったら、それこそ全部ローマ字で書けばいいのに、と思った。
 

ローマ散策


面白かったけど本格的すぎ。ローマに住む人やローマ研究家にはおすすめかもしれないが、一介の旅行希望者には重すぎた。カンピドッリオの丘には行きたい。
 

いいねミュンヘン


良書。これからミュンヘンに行ってみたいと考えている自分にとってはかゆいところに手が届く内容が多く、とてもためになった。おすすめスポットも単に有名な場所だけをあげているのではなく、現地からの”生”情報という雰囲気がつたわってくる。
 
はてな年間100冊読書クラブ 234/229)