第七女子会彷徨


それ町』でおなじみの石黒正数先生が絶賛しているとの評判に誘われて手にとってみたら大正解。かなり面白かった。基本的にはコメディなんだけど、微妙に笑えない雰囲気がたまらない。
現代よりちょっと未来の物語。常識がずれているのが面白いようで少し恐い。友人関係から死生観まで、僕らのモラルの斜めうえを行った世界。ちょっとだけブラックな話題を女子高生2人の目線で柔らかくお送りするところがニクい。
作者のつばな氏はこれがデビュー作とのこと。かなりぶっ飛んだ発想の持ち主なので今後の活躍が楽しみだ。