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現代萌衛星図鑑

読書

あれ、なぜだろう。萌え絵を見ているのに涙がとまらない。

かわいらしい表紙に隠されているのは、酸素も無い、絶対温度2度の死の世界をただ一人、その小さな体に最新鋭のテクノロジーと人々の期待と重圧を背負って飛び立つ人工衛星たちの苦悩の物語だ。故郷から何億キロも離れた漆黒の空間の中を、任務のために、たった一人で・・・。
冷戦の名の元に潤沢な資金をもって宇宙船をバカスカ打ち上げたアメリカとは違い、日本の宇宙開発は全てが試作機であり技術実証機だ。限られた予算の中でできる限りの最先端技術をつめこみ、毎回が乾坤一擲の打ち上げられていく。だから、全ての衛星に涙無くしては読むことができないドラマがある。
それを萌え絵のオブラートに包んで提供しようというのは、あざとくも素晴らしいアイデアだと感じた。
 
絵だけではなく写真や図表も盛りだくさんで、自分のような人工衛星初心者には嬉しい作りになっている。文章も固すぎず専門的すぎず、かといってボリュームが足りないわけでも無い絶妙なバランス。
若者の科学離れを防ぐためにも、全ての小中学校に配布してはどうだろうかと思うぐらいの良書。
はてな年間100冊読書クラブ 215/229)
 
はやぶさで燃え上がった宇宙熱が、今度のHTVによって再燃している。宇宙はイイ!
18日午前4時にはいよいよHTVがISSとドッキングする。生中継もあるみたいだけど、見てたら仕事に行けなくなるなあ。土曜日に順延しないかしら(おい

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