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時代物の楽しみ方が分からない

読書

けして嫌いじゃないんだけど。

そもそも時代劇の楽しみ方ってなんだろう。
基本的に時代劇というのは、史実を元にしたフィクションだ。特にこの秋月記などは実際に存在した秋月藩をモデルにしているだけに、登場人物も史実の人間が多いのだろう(と思う。良く知らないので)。それが伝記と一線を画すのは、伝記が史実だけを忠実になぞったものに対し、時代物は史実と史実の間の行間を作者自身の憶測や思想で埋めているという点だろう。
 
全然関係ない話しになるけれど、オンエアバトルに良く出ている星野卓也が『ありえない○○』というフリップ芸を持ち芸にしていた。不思議な地名や面白い地名をフリップに書いてありえない地名としてリズム良く紹介していく。
面白くなくはないけれどそれを見ながら「なぜ実在するものにこだわるのか」という疑念が沸いてきた。たとえば”カマキリ”という魚がいて、「魚なの? 虫なの?」という突っ込みがある。
だけど我々見ている側としては、本当に”カマキリ”という魚がいるかどうかは分からない。星野卓也は毎日図書館に行って不思議な名前のものを探していると聞くが、分からないのだから現実に存在するかしないかは全然重要じゃないはずなのだ。でたらめを言ってもわかるはずがないのに、現実の枠にとらわれているあまりネタの面白さを半減させているのではないだろうか。
 
時代劇もこれとおなじで、秋月家に黒田長舒という名君がいてね、という情報は、作品の面白さに関して言えばあっても無くても良いものだと思う。先程の星野卓也のネタだって、あるいは魚に詳しい人なら「あるある、魚か虫かわかんないよね〜(笑)」と言ってウケるかもしれない。つまり、時代物とは結局は歴史マニアのものじゃないのか、と。物語性としては一般の小説と比して数段落ちるのではないかと思うのだ。
特に葉室燐の歴史小説はその傾向が強く、読む人によれば「史実に裏付けされた面白さ」と言うところを、歴史を全然しらない自分からすると「舞台は異なれどパターンはおなじ」と感じてしまうのです。
 
はてな年間100冊読書クラブ 201/229)
 

ヤングエース


エヴァ目当てで買ったけど、他にも結構読ませる連載があって思わぬ収穫。ベスト3は以下の3つ。

新世紀エヴァンゲリオン

これ目当てで買ったからなあ。さすがに面白かった。いいなあ。おれもATフィールド張りたい。
映画版とはまったく違うシンジのキャラにイライラするが、この別れ道っぷりが逆にいいと思う。

サマーウォーズ

映画のネタバレかよ!? 回避しようと思ったけど作画が杉基イクラで、しかも以前よりさらに絵が素晴らしくなっていたので読んでしまった。面白い・・・。でも映画も見よう・・・。

トニーたけざきエヴァンゲリオン

やっぱりトニー先生のパロディは最高。だがこれがベスト3に入っていいんだろうかという不安もある。でも毎号連載して欲しい気持ちもある。難しいなあ。
 
他によかったのは『アゲハを追う者たち』と『うぽって』、『観測者タマミ』か。創刊号だけにどの連載も「次号に乞ご期待!」的な引っ張り加減のものが多かったけど、その中でもここらへんは続きが楽しみ。
 
たまに同人誌レベルが混ざってるのはご愛嬌として、いい加減『サイコ』と『黒鷺死体配達人』はいらない。さっさと見切りをつけて新しいマンガの原作を書けばいいのに。あと、『長門有希ちゃんの憂鬱』も微妙。長門が妙に面長なんだよな。
 
アスカフィギュアも欲しいので*1次号も買い。もうgoodアフタヌーンは買わなくていいかな・・・。純潔のマリアハルシオン・ランチは単行本で買おうっと。

*1:それが手に入ったら劇場で買ったフィギュアはごみ箱行き