レッドクリフ Part2
「未来への最終決戦」というサブタイトルはどうだろう。原題の「決戦天下」の方が渋くて好きだ。
というわけでPart1に続いて見に行ってきました。赤壁の戦いは関ヶ原の戦い並みの大決戦だけど、結末はわりと地味なので(船を燃やして終わり)そこらへんをどう解決するのかに期待していた。
前回で登場人物紹介が終わっていたので、大迫力の戦闘シーンが満載。今日のテレビ放送をみて面白いと思ったら劇場で見る価値はあると思われます。
以下はネタバレなので注意。
Part2は前作よりオリジナルストーリーを盛り込んでいて、史実からは離れたけど盛り上がる展開に。映画オリジナルのポイントはこんな感じ。
- 孫尚香が間諜として敵陣に乗りこむ。
- 連環の計は無く、蔡瑁が自分で船をつないでしまう。
- 中村獅道扮する甘興が途中で戦死。だから甘寧じゃなくてオリキャラになったんだな。
- 苦肉の計の代わりに小喬自らが曹操の元に出向き、曹操を足止め。
- 小喬を救うために曹操の陣まで突撃。
- 劉備が途中で引いたのは曹操を欺くためで、じつは背後から襲いかかる作戦だった。
基本的に赤壁の戦いは決戦よりも頭脳戦が楽しいので、計略をざっくりと削られたのは残念。孫尚香のくだりとか蹴鞠(サッカー風)とか余計な演出はいらないから、もっと奥深い展開が見たかったかな。