懐が暖かい

職場が鬼のように寒い。冬なので寒いのは分かる。でも、廊下より室内が寒いってどういうこと? 集中暖房なはずなのにハロゲンヒーター×3運転中(それでも寒い)ってどういうこと? このままだと本気で凍え死にかねないので、自衛のためにカイロを購入した。

ZIPPO(ジッポー) ハンディウォーマー フリース付 繰り返し使える化学カイロ

ZIPPO(ジッポー) ハンディウォーマー フリース付 繰り返し使える化学カイロ

こんなやつ。これはOEM製品だけど、自分が買ったのは本物のハクキンカイロで、しかも着火装置がついてるBMというモデルだ。タバコを吸わない人にはこっちの方がオヌヌメ
ハクキン/ハクキンカイロ
本家サイトではアウトレット品(表面に傷があるけど仕様に問題ないレベル)も扱っていて、自分は迷わずそちらを購入。1,800円なり。ただし、ハクキンから買うと到着までに2週間を要するので注意。待ちきれなくて凍死するところだった。
 
使い捨てじゃないカイロが前から欲しかったので、ワクワクしながら使ってみた。
ZIPPOオイルを注入して点火。これによって白金触媒が熱せられ、オイルが酸化して熱を出す。でもってその熱を利用してオイルが続く限り反応が続くという仕組みになっている。なんという化学反応。
使い捨てカイロと違ってすぐ暖かくなるのが良い。オイルの匂いがするというが、ズボンのポケットに入れてると全然気づかない。ただ、コートの下、ワイシャツの胸ポケットに入れたときは酸素が少なくて不完全燃焼気味になるのか、ZIPPOのライターをつけたときの匂いがする、が、それほど嫌いな匂いではない。大きさはちょいとしたMP3プレイヤーぐらいで扱いやすく、ポケットに入れていても気にならない。
 
今日は満タン18ccを注入したところ、朝7時から午後10時すぎになっても付属の袋から取り出せないぐらい熱々なのです。この持続力は素晴らしい。でももったいないので明日からは9ccと18ccの間くらいにしておこう。そのぐらいだとオイルの小瓶が10回分だから、1回のコストは約30円か・・・。とはいえ、使い捨てカイロよりはエコだ。CO2は出すけどね!
 
寒風吹きすさむ帰り道も、こいつを胸の中にしまっておくとまさに『懐が暖かい』を地で行く心強さがある。通勤以外でもスキーやらラリー観戦やら、これから末永く活躍してくれそうだ。現実の財布は薄くなったが、良い買い物をしたなぁ。