半値八掛け

世界大恐慌の現在、投資家のみなさまがたにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
FX取引をしていた方は大変なようで、あちこちでロスカットでウン百万円を失ったという悲鳴を聞きますが、正直なはなし「なんでそんなに?」という気持ちです。
自分も損をしたんで偉そうなことは言えないけど、それは「予定された損失」であって、立ち直れなくなるような性質じゃあない。想定内。
 
FXはご存じの通り”借金をして”いろんな国の通貨を売ったり買ったりする取引だから、利益も損失も元金に対して大きくなる。しかも、予想もしない大きな値動きがあることも多い。
だから「10円上がったら売ってくれ」という注文を出すときに、必ず「10円下がったときも売ってくれ」って頼んどくんだよね。これを『逆指値』と言って、それ以上損を出さないようにする保険なわけ。基礎中の基礎にもかかわらず、やってない人が多いというか、そういう人がウン百万円も運用するなんて原付免許でアポロ13号に乗るようなものだと思うんだけど・・・。
 
「半値八掛け」という古い格言があるんだけど、これは「一番の底値は、半額のさらに8割ぐらいである」という意味。日経平均は今年一番高かったのが14,000円ぐらいだから、この格言による最安値は5,600円ぐらい。ドル円は48円で、ユーロ円は56円。このぐらい下がるか、このぐらいの損なら大丈夫な時が買い時だね。
自分はもう年内は取引しないけど(さすがにショックだったので(笑))、今がチャンス!と思ってる人なら参考にどぞ。