3日目その2 〜川下り〜

朝食を食べ終え、イルチロサンガ駅からチャムシル駅へ移動します。途中で高架になるのが楽しい。地下鉄は便利だけど、旅の風情というものが全然ないのよね〜。しばらくすると本日川下りをする予定の漢江が見えてきます。

川向こうは土地が安いのか最近開発されたのか、高層ビルがにょきにょきと建っていて、しかも同じ規格のものがずらっと並んでいるせいでちょっと第三東京市っぽい。
 
駅を出たらテクテク歩いて船着場を目指します。川沿いを歩いている途中でお祭り?をやっているのに遭遇しました。

川で泳ごうとする人がいっぱいいたので、もしかしたら海開きならぬ川開きなのかも。でも、正直言ってあんまりきれいじゃなさそうです>>川の水。
 

船着場に到着。土曜日だけどあんまり混んでなくてゆったり。韓国人の親子と写真をとりあったりしながら、まったり船を待ちました。
 
あいにくの曇天だったのですが、眺めもすごくよかったです。10本以上の橋をくぐるのですが、中には朝鮮戦争の時に爆弾が落ちた橋桁だったり、揚陸部隊が入ってこれないようにゲート状になっていた橋があったりと、「この国は戦後ではないのだな」と思わせる風景も見られました。

添乗員がセーラー服。分かるんだけどちょっと面白い。
 

これは目的地のヨイド島の名物である63シティービル。金色ってすごい。これほど堂々と成金趣味だと、かえって感心してしまします。
川から来る風がとても気持ちよくて、韓国にきて一番リラックスできた気がしました。韓国は想像していた以上に不快指数が高く、かといってクーラーには慣れていないのでどこにいても体にストレスを感じていたんでしょうね。他の乗客が客室に戻ってしまっても、いつまでもデッキで風を感じていました。繁華街ばかりで人疲れした後には、結構いい癒しスポットではないかと思いました。