2日目その2 〜魔窟〜

お犬様を食して元気もいっぱいになったところで、次はソウルのど真ん中にある巨大市場、南大門市場へと向かいました。

残念ながら南大門そのものは今年の冬に燃えてしまったせいで、このような囲いで覆われています。
 
南大門市場は、近代的なファッションビルから魔窟のような裏道までがいりまじる、混沌の世界でした。面白い・・・。

南大門には地下もある。恐ろしくて入れなかったけど・・・。
職場や知人へのおみやげを買ったり、一枚5,000ウォンのTシャツを2枚で8,000ウォンで買う交渉をしたりと、楽しいショッピングを満喫していたんだけど、それだけじゃ済まされないのがここ、南大門。
お小遣い持ってきたのに特に買い物もしていなかったし、時計でも買おうかと物色していました。文字盤がちょっと面白い腕時計があったので値段を聞いてみると、5万ウォンだとのこと。
ちょっと高いな〜と悩んでいるとあれよあれよという間に3万5千ウォンまで安くなりました。でも、ちょっと欲しかったんだけど他の店も見たかったのでその場は立ち去りました。
 
その後、南大門を出てまた明洞に戻ったのですが、そこの屋台でさっきのと同じ時計がなんと、
5,000ウォン
で売られているのを発見! あのオヤジ、10倍も吹っ掛けていたのか・・・。あまりの衝撃に声も出ませんでした。速攻で買ったけど。
 
一回しかソウルに行ったことが無い人間が言うのもあれだけど、南大門で買い物をするなら、明洞で買った方がずっと良いかも。とくに日本円で1,000円以上のものは、南大門だと危険。
同じ商品がほぼ揃う上に、明洞では値段交渉の余地が無い=元から南大門での底値で売られています。よっぽど目利きに自信がある人じゃないと向いていないので、あくまで雰囲気を味わうだけにしたほうが、無難じゃないかな、と思いました。