1日目その2 〜チェックイン〜

空港に降り立ち、まずすることといえば両替です。
両替レートは100円=910ウォン。だいたい5%ぐらいが手数料として取られるのかな? 確かに空港で両替するのは得だと感じます。
有り金全部(といっても5万円くらい)を全部両替したら、やたらすごい枚数の札束が戻ってきた。正直邪魔臭い(笑)
 
14,000ウォンでリムジンバスのチケットを買い、約1時間かけてソウル駅に到着。バスを降りて一番最初に感じたのは、やっぱり匂い。ニンニクとゴミと湿気が交じり合った匂い。
降ろされたところもソウル駅の裏側のゴミゴミしたところだったから仕方ないのかもしれないけど、なんて匂いに野放図な国だ、と思います。
 
あたりを見回したら「ROTTE MART」のでかい看板が見えたのでとりあえず落ち着くために中に入り、入り口からすぐのところにあるフードコートで早めの夕食をとることにしました。
最初の韓国料理がスーパーとはアレだけど、まずは腹ごしらえ。腹が減っては戦はできぬ、なのです。

こちらは自分が注文したプルコギ。日本のプルコギと違って、汁がどっぷりと入っていてすき焼き風。これで5,500ウォン=600円弱。安い。ボリュームもあるし、なによりうまい!
左側のゴマの葉に、プルコギやキムチ、辛みそなどをのっけて食べる。プルコギの甘さと、キムチの辛さがいい感じにマッチしておいしい。ゴマの葉の独特な風味が、特に”本場”らしさを感じさせます。

こちらは奥さんが頼んだジャージャー麺と鳥から揚げの甘酢あんかけ。こちらは5,000ウォンでした。ジャージャー麺は、日本のだと味が濃くて脂っこいものがおおいけど、これは黒酢ベースのさっぱり味でかなりイケます。
スーパーのフードコートでこれだけの味を出すとは、さすが韓国である。
 
おなかもくちたことだし、いよいよホテルを目指します。我々の泊まるホテルは「明洞ビズ」という格安ホテル。ダブルで1泊4万ウォン!という値段には目をみはるものがあります。もちろん二人でこの値段です。

立地はこんな感じ*1で、お世辞にもきれいとは言えない、むしろ攻殻機動隊を連想させるような混沌とした裏町だけど、地下鉄駅から徒歩1分というロケーションはソウル巡りを主目的にする自分たちにはうってつけのホテルなのです。

部屋は予想通り狭いかった。でもエアコン(ガンガン効く)も浄水器(お湯も冷たい水も出る!)もでかいテレビ(NHKはもちろん、CSが入っていてチャンネル数も豊富)もあって設備はバッチリ。バスタオルや歯ブラシも毎日変えてくれたし、フロントも日本語ぺらぺらで言うことなし!
寝るだけだと思えば狭さは気にならないしね。
 
荷物をほどいてまだ余力があったので、眠らない市場『東大門』へ向かうことに。ここからいよいよディープな世界へと入っていくわけだけど、えーと、ここまででもだいぶディープだったという気がしないでもないのですが(汗
 

*1:奥の方に小さく写っているBIZ HOTELという看板がそれ。これは帰りの日に取った写真なんだけど、こう見ると結構くたびれていますね(笑)