なごみの日曜日

母の日なのでハスカップの苗木をプレゼントした。厚真とか美唄とか、寒いところで育つ木なので函館でも育つに違いない。実自体は食べないのが果実酒やジャムにすると絶妙に旨いし、単に塩漬けにしたものも絶品で、かなり利用価値が高い。
 
1本だけでは実がつかないというので3本購入したが、実家は庭が広くないので亡くなった祖母の家の庭に植えることに。
日当たりのいいところを掘ってみると、出るわ出るわミミズ。さすが農家だけあってものすごくいい土だ。周りには野生化したミョウガやらニンニクやらイチゴやらが生い茂っていて、改めて見るとすごい庭だった。
前にテレビで、あえて耕さず農薬も与えない農法というのをやっていたが、それを地でいっているな、と。
 
 
帰宅したら時間をもてあましたので気ままに料理。ネットで見て気になっていた鳥ハムに挑戦。初めてなのでカンタンな手順でやってみたので、うまく出来ていて欲しい。
手を汚さないように袋の中で作業をしたけど、調味料が全体に行きわたりにくくて逆にめんどいかも。出来たらバット買いたいね。あと蜂蜜も。そして良い塩も。
 
調子に乗ってポータルZで見たクネドリーキ*1も作る。
小麦粉こねるの大好き。でもこの分量だとしっとりが足りなくてまとまらなかった。牛乳足してがんばったけど、失敗したポイントは多分、最初っからパンを混ぜ込んでしまったことだろう。むしろ後入れの具だと思って、生地がこねれてから包み込むべきだった。
もっちり感があって結構おいしい、が、作り終わった後でハヤシライス的なものにつけて食べるパンだと知って、あわてて牛肉と赤ワインを買いに走る始末。ちゃんと最後まで読んでから作らないのが悪い。
 
さらに晩ご飯がパンになったので、空いてる炊飯器でお米を炊いてどぶろくを仕込む。いつでも気が向いたときに作れるよう、米麹を漬物の時期に買いだめしていた成果が今発揮されたというところか。
今週中には竜神丸もやってくるのだけど、体の中の日本酒の虫が騒ぎ出して仕方が無かった。
 
 
余暇をどうすごすか考えたときに、ホームページを作るのでもゲームを作るのでも、いくら自己満足しようとしてもどうしても他人と比べる機会が多い。それに比べて料理は、最悪自分ひとりで食べてしまえば誰からも文句が出ない。とってもストレスレスだ。
なんだかんだで自分が日曜日に料理をすることが多いのは、こういう無責任さが良いのだろう。心もなごむし、大げさだけど「自由ってこういうことかな」と思う時がある。