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伝わる興奮

読書

ゲームばかりで全然本読めてない・・・。良くないな〜。
 

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

 
著者の知的興奮がそのまま伝わってくるかのような文章で、科学書としての枠を超えて面白かった。題名のとおりの生命と無生物を隔てる境目の話から、科学雑学こぼれ話、現在の生化学研究の実態を織り交ぜて語られていて飽きることがない。
 
生物の謎についてたくさんの言及がなされているのだけど、一番面白いと感じたのは「生命の流動性」についてでした。いまここに確かに存在している自分の体でさえも、刻一刻と流れるようにその構成が変わっている。まるで量子論を髣髴とさせる生命のイメージに驚きました。
 
82/100

新釈 走れメロス 他四篇

新釈 走れメロス 他四篇

 
うう、走れメロス以外読んだ事が無い。でも、パロディとしての面白さは分からなくても本作だけで十分に面白い。詭弁論部など、『夜は短し歩けよ乙女』と同じ背景世界としての京大が深く関わっているため、『夜は…』の方で著者を知った人にはおすすめの一冊です。
 
83/100
 
 
直木賞の選考が始まりました。本命は桜庭一樹かな。他はこれから読むけど、前回(赤朽葉家の伝説)からの流れで取っちゃいそうな気がする。
ちなみに芥川賞の選考もいっしょになってるけど、伝統的に芥川賞候補作/受賞作で面白いと思った本がありません*1。なんか通好みすぎてダメなんですよね。直木賞のほうが大衆文学っぽくて好みです。

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