木金と休んだせいで今週は忙しい。仕事中は忙しいと言わないことにしているのでここで言ってみた。
 
アルバイトの面接があった。といっても自分は選ぶ人ではなく、ハローワークに求人票を持っていったり「次の方どうぞ〜」と言ったりする、いわゆる雑用である。
応募はしても面接をキャンセルする人が多くて意外だった。ちゃんと連絡をするということはズボラでやってるわけではないみたいだし、きっと他でいい仕事があったのだろう。函館もそんなに景気が悪いわけでは無いらしい。
届いた履歴書を見ていると、その人の人生が透けて見えるようで楽しいのだが、不採用の人に「この度は残念ですが・・・」と伝えるのはちょっとツラい。特に同情できる境遇の人にはなおさらだ。全員採るわけにはいかないし、決定権もないので仕方ないのだが。
 
ところで、男女雇用機会均等法ってのがあるじゃないですか。あれは良くない。
うちで採るのは決まって30〜40代くらいの女性ばかり。だけどそんなこと求人票には書けないから当然男性も応募してくるわけで。その人は最初っから採用される見込みが無いのに時間もお金も無駄にしてしまうので、かなり残酷な法律だな、と思う。
自分も昔同じ目にあったことがあって、面接会場に行ったらスタッフも応募者も全員女性ばかりで、別に普通の事務作業なのになぜ?とかなり面食らった。そんな恥をかかせるくらいなら最初から断っておけばいいのに。
世の中には、オブラートに包んだせいで、より残酷になることもあるんだと実感したのだった。