ミステリというよりは

 どちらかといえばジュブナイルに分類されると思いました。いい意味で、なんですけど。

ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

 タイトルから想像した内容よりも壮絶な始まりだったのであせりました。しかもニコニコ動画「ぼくらの」の本田千鶴編を見た直後だっただけになおさら。
 登場人物は結構紋切り型なんだけど、そこが自然にはまっていて楽しく読めました。登場する女の子もみんな魅力的で良かったし(主人公がモテすぎなのはちょっと気に触るけど)、ミステリの中身にさほど関心が無い自分にとっては好きな部類の本でした。
 
 ただ一点、話に登場する小物にずっと違和感を感じていたんですが、読後にこれが1988年の作だと知って納得。ていうか、なぜこの本を読もうと思ったのか>自分(。_・☆\ ベキバキ)
 ネットで書評に上がってるのをその中身は全く読まずにタイトルだけ控えて読み漁っている状況なので、時々読後に混乱することがあります。たまにハズレもあるけど、自分は好きな作家を集中して読むタイプだったのでこういう読み方は新鮮で楽しい。
 
 ところで100冊読書を始めて3ヶ月目で4分の1を達成しました。なかなかいいペースで満足です。この調子でガンガン読むぞ!
 
26/100