変わるきっかけ

 職場にN村證券の人が来た。以前口座だけ作ったことがあって声をかけられたんだけど、地方債とか個人向け国債とかをガンガン勧めてくるんで困る。しかもいま投資信託の積み立てをはじめると図書券をくれるんだそうだ。挙句の果てに
「若いうちから投資信託を買ってると後ですごいわよ〜」
 とのこと。なんだかな〜。職場では隠しているから笑ってやり過ごしたけど、言いたいことが多すぎたのでここで愚痴。
 
 まず第一に「口座管理料」がかかる会社では取引をしないということ。この点でもうN村證券はダメなんだけど(笑)年間3,150円も取られてどこで取り戻せるのかと。国債で年利1%だとしたら約30万円が死に金になるわけ。大手でも無料のところがあるのに、わざわざドブに捨てることは無い。
 第二に勧めてくる投資信託がほぼ高コスト商品だらけなこと。ここでは「ノーロード(販売手数料無料)」って言葉は無いのだろうかと思いました。それからたいていの場合「おまけ」がついてくるものにロクなものは無いですよね。売れないからセット販売するか、おまけをつけてもそれ以上に儲かるのかどっちかだから。
 最後に「もう3年前から他所で買ってるよ〜ん」と言いたかった(笑)
 
 向こうも商売で来ている以上こういう話をしたところで迷惑がられると思ってやめたけど、プライベートでならいろいろ聞ける話も多いのかもしれない。ま、自分で買ってる人なのか分からないけどね。
 とはいえ、このおばちゃんに勧められたことで投資の勉強を始めることが出来たわけで、そういう意味ではかなり感謝しています。なんてったってその後すぐに為替証拠金取引やら中国株やらに手を出したのですから。興味はあったけど手を出さないでいたことが、ある日から突然ライフワークになってしまった不思議。人間何がきっかけで変わるか分からないですね〜。