147日ぶり

 5か月ぶりのハットトリック
 わりとまめに行ってるくせになかなか上達が見込めないのが苦しいのだけど、今日は少しコツをつかんだ気がした。と言っても要は、
 
 効き目→ダーツ→ブル
 
 これが一直線になるように構え、手を引いて投げる瞬間にも一直線になるようにするという、基本中の基本が理解できただけなんだけど。それでも投げた瞬間にピタっときた時には必ずブルをとらえられたので、ものすごく大事な基本であることは確かだ。
 問題は、頭でそう理解してても体はその通りに動かないってこと。当然か。たとえば投げる瞬間、効き目の左目は的を見ていても、つい右目の方がダーツの羽の方を見ちゃったりする。それだけの微妙な視線の変化でも目標からは大きくそれたところに刺さってしまうし、「動いてるものを追ってしまう」というある意味反射的な作用だけに抑えるのが難しい。
 こういう、「頭で分かってるんだけど」的な理由でできないのはものすごくもどかしいことだけど、これがビシっと決まったときには快感で、まさに気剣体一致の心境である。
 
 ダーツをはじめて2年近くたつ割に成績は550点前後をうろうろといったところだけど、飽きっぽい性格の割にずっと続けているのは大したもんだと思う。全くの一人で完結できるスポーツってところが自分には合っているんだと思う。逆に同じように、一人で黙々と、誰からも口を出されずにやれるスポーツが他にもあったら挑戦してみたいなと、もうすぐ春になるので考えています。