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胃がきゅっとなる瞬間

チェス

 ギリギリの戦いを強いられてる時は胃が小さくなるような感覚を味わいます。ジェットコースターに乗ってる時はただ「怖い!」としか思いませんが、チェスや将棋を指している時は非常にスリルを感じます。絶対に身に危険が迫らない中での死の予感、と言えばいいのでしょうか、バランス良くはらはらできるのが癖になります。

ゲーム 勝敗 通算成績 勝率 レーティング
Yahoo!チェス 2勝2敗 21勝15敗 0.58 1346(+6)

 今日も1ゲームそんな体験ができました。1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4 Nf6と進んでTwo Knights Defenseという定跡で始まりました。お互いじっくりと駒組みを進めあうのはこちらの好都合だと思って進めていると、いつの間にかとんでもない形に。
4.Nc3 Bb4 5.a3 Ba5 6.b4 Bb6 7.0-0 0-0 8.d3 d6 9.Bg5 Bg4 10.Nd5 Nd4

 ほとんど先後同型です。おたがいGファイルのビショップとDファイルのナイトとでFファイルのナイトを攻撃しつつ、クイーンを素抜きしようという狙い。自分が黒番だったのですが動かしている間は全然気付かなくて、ふと見た時にびっくりしました。
 この後はお互いFファイルのナイトを取りあって均衡状態がくずれたところを、ビショップをいじめながらポーンを進めて中央の覇権を握って優勢に立ちました。お互いにルークを消しあってビショップ1つ分リードです。
11.Nxf6+ gxf6 12.Bh6 Re8 13.c3 Nxf3+ 14.gxf3 Bh5 15.Bb5 c6 16.Bc4 d5 17.exd5 cxd5 18.Bb5 Re7 19.Be3 d4 20.cxd4 exd4 21.Bh6 Re5 22.Qc1 Rxb5 23.Qf4 Rc8 24.Qg3+ Bg6 25.a4 Rxb4 26.Rab1 Rxa4 27.Ra1 Rb4 28.Bd2 Rb3 29.Rab1 Rxb1 30.Rxb1 Rc2 31.Bf4 a5 32.Bd6 a4 33.Qf4 Rc6 34.Bb4 Bxd3 35.Rc1 Rxc1+ 36.Qxc1 Kg7 37.Qf4 f5 38.Qg3+ Kf6

 相手がQg3+とチェックをかけてきたのを広い方へとKf6と逃げたところで顔が真っ青になりました。次のQh4で王手飛車取り、ならぬスキュアーをかけられてしまいます。
 「ミスった!」と天を仰いでいると、なぜか相手はBd2。全然見当違いの方に動かしたので急いでキングをe6に動かしてほっとしていたのですが、後で見直して2度目の仰天をしました。というのも、たとえ38.… Kf6 39 Qh4 Ke6 40 Qxd8とクイーンを取られても、何のことはないb6のビショップで取り返せるのでした。これを気付かないで「せっかくリードしていたのにこんな凡ミスで負けるなんて・・・」と絶望していたのだから笑えます。
 この後はAファイルのポーンを成らせて完勝! かなり楽しい勝負になりました。
 
 そのほかのゲームはまた敵のナイトを放置していて頓死したのと時間切れ負けという、なんとも成長のない負け方をしたのがもったいない。少なくとも将棋で言えば鬼殺しのようなのだけはちゃんと覚えないと無駄に負けてしまう。どこかにハメ手ばかりを集めたサイトなどないだろうか。