W-ZERO3で将棋！！

　PocketPC用の将棋ゲームが無いと嘆いていたのはもう過去の話。W-ZERO3はPC-98のエミュレーターが動くのだから、９８用の将棋ソフトをインストールすれば解決です。
　というわけでVetcorから柿木将棋をダウンロードしました。

ＦＭ−１６β、ＦＭＲ−５０／３０、または、ＰＣ−９８０１で動作します。エプソンや松下の互換機でも動作すると思いますが、未確認です。

　棋譜の管理や盤面のファイル化が可能で、これらは通信対局に使えます。また、コンピュータとの対局や詰将棋を解くことができます（実は、こっちが主目的）。棋力は、５〜６級とかなり弱いのですが、現在のところ、市販されているどのソフトよりも強いはずです。
柿木将棋（MS-DOS / ゲーム)

　確かにあまり強くありませんが、Bonanzaあたりだと強すぎてやる気が起こらなくなってしまうので(笑)このくらいがちょうどいい気がします。サクッと勝てる。通勤途中にやるにはいいレベル。今から１１年前のソフトにも関わらず、そんじょそこらのケータイアプリよりは手ごわいと思いました。
　数字で座標を指定して駒を動かすのが意外と操作性が高いです。普通の将棋ゲームみたいにカーソルをたくさん動かす必要がないのがGOODです。
　
　ところで、最近の将棋ソフトって「強さ」ばかりを追い求めてる気がするのですが、自分のようなライトユーザーには、そんなに強くなられても敷居が高くなるばかりでメリットが少ないと思うのです。それだったら「ちょうどいいところで敗着を指す」機能や、「次の一手的な局面を目指す」機能を搭載させて、気持ちよく勝たせてくれるソフトを作っていただきたい。
　Bonanzaの登場で単純に強さを目指すのが難しくなった今、勝つことを楽しませるというか、そういう手法のものがあった方が差別化を図れると思うのですが。