数学者は賭けない

面白いページを見つけたので今日はギャンブルの話。

パチンコ屋の開店する資金は、銀行からの億単位。
パチンコ屋は、元金+利息を、毎月返済している。

それに加えて
・店長、その他社員、アルバイトの給料の支払い
・月に百万単位に上る、電気代の支払い、
・頻繁に行う、パチ、スロの新台入替、
・地元の警察の接待、
・地場のヤクザへの、ショバ台、みかじめ料等の支払い(嫌がらせ防止)、
・数十台に及ぶ防犯カメラ、及びTVモニター、赤外線センサー、警備会社利用
                     これら高額のセキュリティー費用
・年に1回・多額の納税 etc...


こんだけ莫大な費用が掛かってても、パチンコ屋経営者は非常に儲かっている。
暮らしぶりは非常にハデな場合が多い。
・御殿に住み
・別荘を何軒も持ち、
・高級車も何台も所有し、
・家族も勿論贅沢三昧、


以上、パチンコ屋の費用全ての費用を負担してやってるのは、パチンコ屋の客。
それ以外にはいない。
客の出す金で、その全てが賄われている。

同一のパチンコ屋が、何年も何十年も潰れずに存在するのは、
多くの客が、パチンコ屋の屋台骨を支えてやってるからだ。

パチンコに行くなら、パチンコ屋の維持に掛かる莫大な経費を賄ってやる、
そのぐらいの気構えで遊びに行くべき。
パチンコは麻薬 【パチンコはあなたの人生を奪います】

ギャンブルは期待リターンがマイナスになる。100のお金を賭けて、そのうち80を経費として取られて、残りの20を他の参加者と奪い合うゲームだ。それで「勝てる」という人がいることが僕には信じられない。多分自分とは違う人種の人間なんだろう。パチンコ屋の開店待ちの列を見るとそう思う。
ちなみにギャンブルはやらないけれど宝くじは買うよ、という人へ。一番確率がいいといわれているロト6でさえ1等の当選確率は6,096,454分の1。200円出して0.008円の価値を持つ紙切れを買ってるのと同じことですよ。金額が少ないとはいえ、ジャンボ宝くじの時期になるたび10枚以上買う人もざらじゃないですか。web宝くじシミュレーターでいかに当たらないかを試してみると楽しいですんで是非やってみてください。
こんな話があります。

ルーレットで赤が3回続けて出た後に、
次に何に賭けるか3人の男に聞いてみた。
素人「黒に賭ける」
ギャンブラー「赤に賭ける」
数学者「賭けない」

これは古いアメリカンジョークなんですが、負けるのが分かっててギャンブルをするのはほとんどビョーキです。日本の経済のためにも、頼むからまともな消費活動をしてくれよ、と心から思います。