はこだてシーフードラーメンバトル ☆☆☆☆☆

今年は函館塩ラーメンサミットが無くなって残念だったので、とても嬉しいイベント。しかも9店舗もある。遠征組がいないのは少々残念だったけど、その分予想していたよりも混んでなくて快適に楽しめました。
海の日のイベントなので、それにちなんで海鮮ものや塩ラーメンが多かった。一杯400円だけど、量が少ないので妻と二人で三食ずつ食べてしまった。以下は寸評。
・あじさい
写真のラーメン。悔しいくらい旨い。振りざるではなく平ざるで湯きりをしていたのが好感触。パスタもうどんもきっとラーメンも、麺類は大きい鍋で「泳がせる」のがおいしく作るコツだと思う。麺が一味もふた味も違う感じを受けた。アルデンテ。スープもあっさり濃くておいしい。チャーシューがやわらかいのと普通のと二種類入っていた。コスト度外視なのかな、と思いました。
・ずんどう
ここもすごくおいしかった。温泉たまごが入っていて、スープに溶かして二度おいしい。安心できる味。あじさいはすごく手が込んでいて、でもずんどうのベーシックな感じでも「ああ、おいしいな」と思える。この二店が今回のベスト2だと思った。
・なんでや麺
塩ラーメン。タコが入っていてスープが赤い。少し生臭いかも。海鮮とラーメンの組み合わせは難しいようだ。
・一文字
味噌ラーメン。キムチで味付けしたタコが、ロールキャベツ風にラーメンの中央に載せてあった。割ると全体に濃厚になる。でも結構生臭い。麺のゆで方がてきとうで、かなりばりばりしてたので残念。個人的には函館一おいしい店だと思っているのでなおさらでした。
・超人
無加調の味噌ラーメンがウリなので、塩ラーメンだったのでびっくりした。濃いんだけど味が薄めで、好きな人は好きかも。でも、ここも一文字もなんでや麺も、海の日にこだわって持ち味を殺してしまったような感じがして残念。普通のを食べに行きたくなりました。
 
各店の店構えにも特徴が出ててそれも面白い。おいしそうな店にはおいしく見せる工夫があると言うことかもしれない。超人は看板のせいで中が見づらくて弱い。頭が引っかかりそうでした。洋食屋さんのように、表からばっちりと空のどんぶりが見えてしまっては、おいしいとかおいしくないとかいう以前に売れてなそうそうな感じがしてダメ。
すごくいいイベントだったんだけど、座るところは少なかったかな、と。なんで明日の花火大会とセットにしなかったのか疑問。混むから?